2008年05月16日

バイオフィルムと歯石

バイオフィルムと歯石

歯石は、プラークが歯周病菌を抱えたまま石灰化して固まったもので、

歯ブラシでは除去できません。

表面がザラザラして、さらにプラークが溜まりやすくなります。

歯肉縁上歯石の溜まりやすい部位です。

石灰化に必要な無機物を、唾液から供給されるので乳白色です。

歯肉縁下歯石は、無機物を血液から供給されるので茶褐色です。

また、歯の根の部分に強固に付着しているので、歯肉縁上歯石より除去するのは大変です。

歯肉の腫れが引くと、このように見えてくることがありますが、深い歯周ポケットの場合、

麻酔をしてルートプレーニングという処置で除去しなければなりません。

日常で見かけるバイオフィルムは、掃除をさぼっているところにできた風呂場の

タイルのヌルヌルや水を換えていない花瓶内部など、ありとあらゆるところに見られ、

細菌が菌体外多糖という物を作って蓄積した非常に取りにくい細菌の固まりです。

  口腔内におけるバイオフィルムは、歯の表面に溜まるプラークのことです。

バイオフィルムは隙間が狭いため、消毒剤や抗菌剤、または、

唾液の抗菌物質や白血球等が内部に入っていけず、なかなか簡単には除去できないのです。

このプラークが固まったものが歯石です。

バイオフィルムや歯石は、細菌にとって非常に生息しやすい温床や培地になるのです。

 普段の歯磨きでは、プラークコントロールが充分でない部分が必ずあります。

それを取り除くのが、私達(歯科医・歯科衛生士)の行っているPMTC

(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)です。

歯周病はバイオフィルム感染症ですが、

日々のプラークコントロールとPMTCによりコントロールすることができます。

痛みもないのに通院するのは、面倒かもしれませんが、定期的にPMTCに受けることにより

、生涯自分の歯で噛むことが可能になります。

PMTCを定期的に受けることは、美容院に通うことと同じような感覚になってもらえるといいと思います。歯周病は薬で直るか
posted by あちゃこ at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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